2017-10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

音響展多面パノラマLIVE 照明まとめ


先ほどの記事をふまえて、2014年10月に開催された、「音響展 PLAYLIST」のコンテンツ
『多面パノラマLIVE』の照明の反省とまとめを書こうと思います。
イラレで作った仕込み図とかのせてみました。
結構複雑な仕込み図で、この仕込みができるのは多次元だけなんじゃないかなと。
「照明屋はこういうところで勉強しているんだな」ってことが伝われば嬉しいです。

時々、用語が芸工照明屋内しか通用しないものもあるとは思いませんが悪しからず...


---------------------------------
【音響展 PLAYLISTとは】
音響設計学科2011年度入学の有志の学生によるイベント。
音響設計学科で音について多面的にまなんでいる学生による、作品の展示や演奏などが行われた。
(見えるスピーカー、モザイクアート、サイレント映画に音楽をつけて上演、など)

S__1564713.jpg

(サイレント映画『月世界旅行』に生演奏をつけて上演しました。おしゃれ〜)

【多面パノラマLIVEとは】
今イベント最大の目玉であり、参加メンバーのほとんどが関わって行ったLIVE。@多次元
入学してから数々のステージにたってきた音響11メンバーが全てを行った。
「演奏」はもちろんのこと、音響11メンバー6人がオリジナル7曲を「作曲」。
また、「ステージを5つ」用意し、TRP(音響裏方サークル)経験者たちによる「7.2chサラウンド環境」で行いました。
ステージに取り囲まれ、音に取り囲まれ、様々な方向を向きながらのLIVE。

ちなみに、裏側では多次元の音響特性を測定し、よりよい音環境を整えるという活動も。
(私はまったく分からない世界がそこにありました)


---------------------------------
んで、その照明を担当しました。
ステージ5つ分の照明を、全て別チャンネルで制御しないといけなかったことと、
機材が限られている中でバラエティ豊かな7曲それぞれにどう合わせていくかっていうところで
なかなか仕込み図が仕上がりませんでした。


とにかく、一度実験日を設けました。

S__1564714.jpg   S__1564719.jpg
ステージの形はこんな感じで5つ。


その後、心が赴くままに仕込み図を作成。

S__1564709.jpg

でーーーーーん。
......これはやばい。なにがなんだか。
実際のステージの使い方が決定したのが、仕込みの前々日くらいだったので
結局仕込み当日にもてんやわんやさせてしまいました。



そして、当日仕込んだり色考えたりいろいろして、結果的にこのような仕込みとなりました。
イラストレーターで作ったやつです。私以外に読めるのだろうかこれ。

照明案

番号は色番号です。
フットと書いてあるもの、スタンドに書いてあるもの以外はキャットに吊りました。
真上からの光にしたかったので、いつもよりステージの真上に吊ってみました。

5つのステージの内、曲によって使わないステージが発生するので、
結局5つのステージで全てチャンネルを別々にしなければならず、
48チャンネル?くらいになったはず。
それでも足りなかったので、照明案とにらめっこして、同時に使うであろうところは1chにまとめたり。
2時間くらいチャンネル表とにらめっこする時間が発生...あれ泣きそうやったな...
(チャンネル表が欲しい人がいたらあげますよ)

普段の軽音ライブでは作らないですが、さすがに手が足りないのでシーンをがっつり作りこみました。
よって、いつもより余裕な照明卓でした。実は。笑
光量も全部決めてたので、フェーダー0か100かで済みますしね。
順番にあげていくだけの単純作業...に、ちょっとプラスで調整くらいかな。
しかもシーン数、26?くらいですみました。7曲でこれは優秀。
(ってか、普段の照明卓が難しすぎんねん!手足りひんわ!)


S__1564721.jpg

SSはこんな感じのを各ステージの間に設置しました。
機材が足りなかったので、SS系のVN、N、Mの違いはばれないだろうと目をつぶりました。


ギター4人のみで演奏されるさわやか曲、
歌とスピーカーによるしっとり曲、
キーボードとシンセのみのポップ&クールな曲、
がっつりバンドサウンドのかっこいい曲、
フルートとチェロのクラシック寄りな曲、
そして最後の曲は、出演者ほぼ全投入でお送りする、管楽器あり歌ありのおしゃれ系。

このような多種多様な曲を回すために、

・かっこいい系の曲→フレネルに入れた赤(22)と青(73・ブル転の代わりも)の2色。顔見せはSSで。
・ポップ系の曲→SSの黄色(40)とピンク(16)(極力可愛い系の色にした)。顔見せの有無でイメージの差別化を。
・「茜」という曲、切ない系のフレーズ→オレンジ(33)
・歌のみの曲→演者の立ち位置を厳密に決めて、真上からのB2の光とSSの光を混ぜる。

という感じで。
もともと、このLIVEの話があがっていたときには「赤、青、生」の3色だけで回そうと思っていたんですが、
さすがにちょっとなぁって曲が多かったので路線変更。
できたのかもしれないですけどね。

S__1564725.jpg

S__1564723.jpg

光るとこんな感じ。
(ちなみにこの上3枚は同一人物)


-----------------------------

前回の記事をふまえ、反省点をば。
いいところも悪いところも書いておきます。

・ライブだからってさすがにシュート雑かった...?
・もっと真上からの光を真上に吊りたかったかな
・SSの生の光がかっこよすぎて、SSを乱用
→キャットにあんだけ吊ったフレネル要らんかったのでは問題
・パノラマ写真を撮るように全体を見ればかっこよかったけど、実際にお客さんは全体を見回すことはできないので...
→リハのときに卓に張り付いていたので、もっと前に出ないといけなかった
・熱かったやろうなぁ...
→すいません
・生の光(フレネルやSS)が有るときと無いときで、同じ色を使っても印象がぜんぜん違う
→ある程度曲によってテーマを決めたり、「この曲では顔見せは使わない」など縛りをつけてやってみました。


---------------------------------

いろいろ仕事抱え込みすぎて、キャパシティオーバーだった中、
照明担当が1人だったのがそもそもの元凶でした。
仕込みに来てくれた後輩の方々、本当にありがとうございました。
なんかみんながとにかくかっこよく見えたらしいので、よかったなぁと。
全然客観的な意見をもらうことができなかったので、本当に達成度は全然わかんないんですが...

同じクラスメートがステージ上で頑張って成長していく様子を裏方としてずっと観てきたので、
こうやって仲間の1人としてライブ作りに関われたのは本当に嬉しかったし
ただただ音響11を照らすことが私の生きがいだったので、
忘れられない思い出になりました。

スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

http://citronrabbit.blog.fc2.com/tb.php/91-30deea10
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【読書】夜の床屋 «  | BLOG TOP |  » 小劇場演劇照明あるある

プロフィール

いわさきゆき

Author:いわさきゆき
観劇レポとか趣味とか本の記録とか

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

日常 (25)
FBログ (15)
観劇 (38)
演劇 (39)
読書 (6)
現場 (6)
勉強 (2)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。