2017-10

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「劇場へ行こう」に行ってきました。

東京から帰ってきた次の日、「劇場へ行こう〜大人の文化祭〜」@博多座 に行ってきました。

言わずと知れた劇団☆新感線の演出家、いのうえひでのりさん
映像作家、上田大樹さん
映画プロデューサー、小説家、川村元気さん

のトークショーということで。
なぜこの3人に目をつけたのか不思議でしたが、「演劇、映像、劇場の今を」ということで
映画プロデューサーの方がいらっしゃるととても話に汎用性?一般性?が出てよかったです。


1部の「演劇と映像」の話。
とてもおもしろかったです。
LEDスクリーン、映像は「影響力が大きすぎる」ので、人が生で行う演技と相性がいいものではないそうです。
劇団☆新感線はただド派手な演出をするためにLEDスクリーンを使っていると安易に考えていましたが
意外とちゃんと考えているんですね←

映像が与える影響に負けないほど、ド派手な本(メタルマクベスとか、そういうやつ)のときはLEDスクリーンをバンバン使うけど
使わない本のときは全然使わない。
(LEDスクリーンはお金がかかるので、借りるときは思いっきり使わないともったいないw)
PV的な使い方をすることが多い、とのこと。


ここでは雑多に書いたけど、おもしろかった。
映像を流しながらの説明だったけど、博多座をこんなに贅沢に使っていいのかとドキドキw


うちの演劇部も3研も、ここらへんちょっと考えたほうがいいのかもね。
演技と映像の相性。
映像→生の演技、だと、やっぱり生の演技が味気なく感じてしまうものです。


ナイロン100℃はプロジェクション・マッピング。
でもこれは今どこの劇団もやっているので、別段新しいことでもないらしいですが。
最初の人物紹介とか、プロジェクション・マッピングでできたらかっこいいよね→演劇部
多次元入りしてから結構時間かけないといけないけど笑

WWW.で、ちょっとそれっぽいことできて嬉しかったけどね。
ただ真っ白じゃないとねー...



第2部は映画プロデューサーの川村さんが登場。
川村さんのしゃべり方ツボに入るw
川村さんといのうえさんがよく話すので、上田さんの口数が...


共通点はないように見えてある、映画と演劇。
川村さんは、よく映画のヒントを「違う分野だからばれないだろう」ということで(笑)演劇から得ることが多いそう。
いのうえさんも、年に100本は映画を観るそうで。



劇団☆新感線も、有名俳優さんをキャスティングする劇団ですから
キャスティングの話も現実味あって面白かったです。

「ドラマが1クール4ヶ月で回っている中で、稽古(2ヶ月弱)→東京(1ヶ月)→大阪(1ヶ月)で1クール分は終わってしまう。博多で公演をしようと思うと、次のクールまでキャストのスケジュールを抑えなければならない。そこのハードルが高い」
「スタッフも100人ほどいる。それだけの規模で演劇をするとなると、博多は一週間で終わり、というわけにはいかない」

ううん、なるほど。
SHOCKありがとう、毎年来てくれて...!
ふぉ〜ゆ〜ありがとう、舞台に特化したJrでいてくれて...!
と、私の頭のなかはトリップしかけたわけですが。

福岡に関しては、博多座くらいしかあの規模に耐えられる劇場がないのも問題ですよね。
博多座フル稼働しても、1ヶ月公演しても年に10団体...無理無理。



キャスティングに関しては、誰を採用するかがまずキーになるという話で、
演劇は1年、2年前からキャステングを始める。
(そこから脚本、構成、企画と入るからですね)
映画は1年とか半年前からキャステング。

なので、演劇は「その俳優をキャスティングして、その後の1年2年の間にその俳優がブレイクすることがある」そうです。
綾野剛さんとかですね。

演劇において、日本は脚本家や演出家ではなく、「俳優を観に来る文化」がある。シェイクスピアとか原作者の名前がブランド化しているのはヨーロッパの文化だそうです。日本では歌舞伎のあたりからスターを起用して、スターが客を集めていたので、この文化はもう「しかたがないこと」であり「今これをどうこうしようとは考えていない」とのこと。
映画は、「その時超旬な人、人気タレントを起用したとしても、逆に疑われてヒットしないことがある」とか。
川村さんは、人気監督、人気脚本家を揃えたら、主演をちょっとだけ実力に謎がある新人を起用して落とし所をつけるそう。でも怖いから脇役はベテランで固めるw(例として寄生獣をあげていました。染谷くんですね)

ただ、映画も演劇も、ジャニーズを主演にもってきたら、それだけでファンは来るので客はゲットできるそうですが
「ジャニーズだから」という理由で来なくなる人もいると...
ふへ、難しい。が、まあそりゃそうか。私もそう思うもん。笑
がんばって生田斗真。がんばって岡田准一。


質問コーナーより、「プロとアマの違いは?」

明確な違いを感じたことがないという3人。
アマの目線をなくしてはいけない気がする、と上田さん。

アマはいろいろなことにチャレンジが出来る。
ボテボテばっかりでも、たまにホームランを打てばいい。
ただ、プロは打率が3割キープしないといけない。

演劇はチケットが高い。映画も1800円は高いと言われている。
このテレビがタダで流れている時代で、リスキーな分野ではある。
打率をキープするということは、お金を払ってくれているお客さんへの責任。


アマチュアでもいろいろなことが出来るようになっている現代で、
プロというのはある種安定してハイクオリティを提供する人たち、ということなんでしょうか。
演劇界・音楽界ではプロとアマの境界がはっきりしてないですよね。
劇団☆新感線も、あくまでも「劇団」だし。
劇団四季もまだ福利厚生が成り立ってないと聞きました。




川村さんの
「街のポストの上にぬいぐるみが置いてあるとして、みんな気になるけどそのまま通り過ぎる。そのぬいぐるみを一番最初に手にとって、交番に届ける人になりたい」
という言葉が素敵でした。
みんな気になっているけどスルーしていることに気づいて、形にする。
柴さんもそんなことを言ってました。
川村さんの小説、読まねば。買わねば。




その他いろいろと、どこかで聞いたことあるような話も多く含まれてましたが、改めて聞くと面白かったです。
でも劇団☆新感線はやっぱりアウトローな気もしますねw




博多座でこのトークショーを開くということに、どんな意味があるのかは、まだ正直ピンと来てないんですが
「博多座に来てください」と壇上で聞くと、ちょっとワクワクしますね。
もっと博多座特有の話とか、博多座で公演したことのある人の思い出話、他県との違いなどが聞きたいなと思いました。

バックステージツアー外れたけど、むしろそれをメインにしてほしい...!
バックステージを知ってから舞台を見ると、
「あの道をこの俳優さんも通ったのかな」ってワクワク出来ると思う...!
ぜひぜひ、今後に期待です。
2000円はちょっと高いかなとも思ったけど、バックステージツアーがマストになるなら許す!
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