2017-10

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【観劇】「ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!!」「ミュージカル黒執事 noas of circus」


2.5次元舞台を勉強中の今日このごろ。
お友達に貸してもらった、「NARUTO」と「黒執事(今回のと別の)」もDVDで拝見しまして、
あとは金字塔である「ミュージカルテニスの王子様」を残すのみとなりました。
福岡にもツアーできてくれて、ありがたいことにチケットが取れやすいので、生で2つ観てきました!


・ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!

私が2.5で始めて観たのがこのハイステ。
新作ということで、最速先行で後輩と協力してチケット取ったら、6枚あたりましたw
普段あんまり人におすすめしない私ですが、こればかりは絶対面白いと誘いまくり、5人もファンを獲得!やったね!
観終わった後に「最高でした」とLINEくれたり、「DVD予約してしまいました」と言われると嬉しかったり、ほっとしたり...
演劇って好み分かれるし、2.5次元に関してはまだ私も市場調査が終わってないし、ハイキューが好きすぎて客観的目線を完全に失うので(笑)
おすすめしたけどちょっと不安だったんですよね〜〜。
演劇部の後輩からは、ちゃんとダメ出し的なのももらえて、有意義な観劇となりました。


ハイステでとにかく好きなのは、「デジタルとアナログのバランス」の上手さ!
前回それを目の当たりにして、演出家の力に感動したのですが、今回もそれを上回ってきました。
舞台上の「嘘」を「本当」に見せる、けど、お客さんはそれが「嘘」だとわかっていて、仕掛けも分かってるときの面白さ、演劇でしか出来ない笑いのとり方の1つだと思います。

猫やボールを操る黒子は思いっきり黒子としてバレてて、チープな古典的な演出で、でもあそこでかっこつけて映像で表現してしまうと、映像はすごいなと思ってもなーんか白けてしまう。
映像は人間より遥かに強い、だからこそ、人間が負けないように映像の使い所は「映像でしか表現できないこと」に絞る。

いや〜〜〜、すごいなぁ、分かってても、思いつかないし。
前半の合宿中の布団のシーン、すごいよかった。演劇って面白いな、自由だなって、今更ながら実感しました。笑
「コートにボールを落としたら負け」ってスポーツだから、伊達工戦の最後の1点だけ、天井からぽーんっとボールが落ちてきて、みんなが飛び込んだその先に、ぽてん、ぽてん...とボールが跳ねて。
烏野が勝ったはずなのに、伊達工が負けたのがすごい切なくて!
伊達工3年生、これで引退するもんなぁ...あの落ちた音は切なかったなぁ...

一番よかったのは、やっぱり幕間前の「飛べ!」の横断幕が落ちてきたところ。
原作知ってたから、後ろの壁に「飛べ!」って映像が映し出されるんだろうなと身構えてたら、まさかの本物の横断幕。
思わず「おおお!!」って声に出してしまったし、周りもみんなそんな感じ。
嬉しかった〜〜〜生で観れた〜〜〜笑
潔子さんはキャストにいないけど、確かにそこに潔子さんがいた..


前回も観てるので、うまくなってる!って役者さんに思ったり、舞台慣れてないんだろうなぁって人には「がんばれ!」って思ったり。
しっかり商法にやられてる感じがあります(笑)


今回は、2フル試合と、常波戦で結構試合シーンが入っていたのですが、ラップシーンがあったり、ミュージカルほどじゃないけどちょっと歌のシーンがあったりと、また演出が変わってました。
前回と一緒で、コートが出てきたりひっこんだり、ボールがデジタル、アナログ、棒付き、エアーでその都度違っていて、本当に稽古場の試行錯誤していたであろう時期を想像して、ちょっと引くっていう。笑

キャナルの音響、キンキンしてマイク通すとあんまりわかんないから、ラップシーンは「ラップしてる」って事実だけで爆笑したので内容あんまり聞き取れなかったけど...
フリースタイルラップ入れてくるとは、笑った笑った(笑)

あと、音駒が踊れる人たちが多かったからか、ダンスシーンがよりダンスっぽくなってました。
ミュージカルじゃないし、ちょっと動きが非日常に寄った感じはありましたけど...
でも夜久さんのアクロバット観れたのはよかった(笑)




常波は主将だけの出演で、どうするんだろうと思ってたらモブたちがチームメイトの振りしてましたね。
「烏野ってしってる?」「落ちた強豪飛べないカラス」って文字がヒラヒラと落ちて、主将がボールをついた床には水面が。
常波のもつ切なさとか、苦しさを「常波」だからって水面で表現するの、オシャレ〜〜〜


ただこの台詞のシーン、3回もやらんでよかったのではとは...。
音駒の敗北、常波との勝負、伊達工の勝利、それら全てを回収して、最後負けて引退していった人たちと、勝ったメンバーの対比に持っていった流れがすごい綺麗で感動したんですけど、常波の切なさをすでに3回観た後だったので、ちょっと重たすぎたかな〜と思いました。

でも、「そうだ、俺たちは確かにバレーをしていたんだ」(的な)台詞大好きなので、しっかりやってくれたのは本当に嬉しかったです!
道宮ちゃんたちはカットだったけど、常波もカットしてもいいところをしっかりやってくれて、ハイキュー愛を感じました。

これは原作が悪いと思ってるんですけど、ハイキューも黒バスも、一日2試合するという大会の形態上、どうしても試合以外のシーンがない期間があって。
今回も前半の音駒戦で振り切ったテンションのまま、後半も試合したので、ちょっと観てて疲れるところも。
笑いどころは試合中にも入れてくれてて(解説員の3人の動きとか)、観れたんだけど、いや〜全員が動きっぱなしの試合をずっと観るのは大変だ。やってる方はもっと大変だと思うけど。笑
伊達工の試合に音駒はいってきたら、舞台上に人が多くて多くてw
ちょっとスピードに置いて行かれてしまったかなぁ。
ボールがないので、キーとなる「この一球!」っていう表現が難しいですよね。原作知ってるからいけたけど...

前半に布団のシーンとか、練習のシーンとか、演劇っぽい遊び心があるシーンがあったので、後半にもそういうところが挟めたらよかったのですが...ないからなぁ...
後輩は「ずっとピークが続いていて、どこが山なのか本人たちも分からずやってるんじゃないか」と言ってました。



でも、アップを後ろに映し出して、漫画のコマっぽく魅せたりだとか、登場人物紹介に漫画のイラストを使っていたりだとか、もう遊び心たっぷりの演出に今回も大満足です!
これライビュで観たらどうなるんかなぁと勉強がてら行こうかと思ったけど、断念。
書きたいこと他にもいっぱいあるけど!とにかくお疲れ様でした、そして新作決まりましたね!3月からということは、もう即稽古かな。
次観に行けるかわからんけど〜〜楽しみだ!





・ミュージカル黒執事 noas of circus

黒執事、しかも私の大好きなサーカス編ということで、ちょっとお高いチケットを頑張って買いました。
2.5に詳しい友だちによると、テニミュやハイステは、若手俳優の登竜門的な意味合いもあって、出演料も安く、よってチケット代も安い。
でも、黒執事やデスノートはそこそこの実績があるキャストを揃えてやっているので、ちょっと高いそうです。
ちゃんと商業舞台価格でした。



黒執事の舞台が戦前の英国なので、衣装に力を入れている作品なのですが、具現化しても申し分なしの衣装!と舞台装置!
回転舞台をサーカステントのような布で覆い、中にも階段があって。
テントは開閉式で、そこに映像が投射されたりもしてました。

主演の執事セバスチャン役の古川さんは言わずもがな、歌とダンスが上手な方や、熟練の俳優さんもいたので、ハイステよりは全体的に上手い!
アンサンブルのダンサーさんがとても綺麗で、群舞に思わず見惚れてしまいました。
下手でも頑張ってる人たちの熱意がどうこう、ってハイステ観て思いますけど、やっぱりこういうところの技術は、上手いに越したことがないんだなぁ(笑)

サーカス団に、小さい姉弟がいるんですが、本当に小さい2人組がアクロバットに回る回る。
アクロバットチームに所属されている方みたいです。
舞台俳優って身長とか手足の長さが大切なのかなと思ってましたが、2.5だとキャラによっては小さい身長とかも活かせる役があるんですね。

おじさまたちが上手いのはもちろんなんですが、ドール役の子役銀河くんが、すごく上手でよかったです。
男の子っぽく自分のことを「オレ」なんて呼ぶけど本当は女の子で、シエルのことを信じてくれる優しい女の子。
ソロの歌のシーンとかもすごく上手でした。

全体的に豪華で、見ごたえがあって、そして2場のシーンで続く絶叫には鳥肌たちっぱなし。
ジョーカー役の三浦さん、お見事...
アニメはへんてこ関西弁でしたけど、舞台の道化じゃないところは標準語でやってて、それはそれでよかったです。



難しいなぁと思ったのは、主人公シエル。
原作も12歳そこらなので、今回も初舞台の内川くんが主演!

女王の番犬として裏社会の女王の憂いを払うことを使命とされたファントムハイヴ家の、唯一の生き残り。
父、母は何者かに殺され、誘拐されたシエルは地獄のような日々をおくり、悪魔信仰団体で悪魔召喚の儀式のために殺されかけたところで、悪魔セバスチャンと出会う。
父、母の復讐ではない、あくまでも自分自身への屈辱を晴らすために、悪魔と契約し、女王陛下の憂いを払う女王の番犬として、裏社会で暗躍する。


......重い!!笑 やっぱりシエル重いよ!!笑
やっぱり初舞台の12歳には重いな〜〜シエル役。難しいところだ。
12歳にしては、上手というか、すごく立派な立ち姿で、目線も力強くて、すごいなと本気で思ったのですが。
う〜〜ん、これ、子役がやらないとやっぱりダメなんだろうか。
キレイの多部未華子ちゃんみたいなことでは誤魔化せないのだろうか。
難しい〜〜


このサーカス編、体が欠けていたりいびつに育ってしまった孤児たちが、育ててくれた「お父様」のためにサーカスをやりながら街を渡り歩き、子供たちを誘拐し、結果的に殺していたという話で。
サーカス団の子たちは必死に生きているんだけど、最終的にシエルとその使用人たちによって全員殺されてしまう話なんですよね。
子供たちを誘拐していたサーカス団が「悪」なんだけど、それを容赦なく殺してしまうシエル側が「正義」なのか「悪」なのか、読者は分からなくなってしまう。
原作者によるとこの「善悪」を考えさせるためのエピソードらしいのですが...



ラストが全員死亡で終わって、あんまり明るくない曲でカーテンコールがあったんです。
殺されたサーカス団の後ろから、殺した側の使用人たちが笑顔で出てきたときは、ちょっと笑えなかったなぁ...


漫画を読んでいる時は、ダメダメ使用人たちが実はシエルが雇用した「私兵」であり、家を襲う侵入者を倒してファントムハイヴ家の秘密を守るという使命が与えられていること、そしてそれ相応の力があることが初めて分かるエピソードなので、サーカス団は確かに切なかったけど「使用人たちかっけー!」って印象のほうが強かったんです。

すっごい可愛い、けど怪力のフィニ役が可愛さ半減怖さ倍増してて悪役っぽく見えたのと(16歳の役なんですが25歳の方がやっていて、でもやっぱり25歳に見えてしまった)、「殺せ!」というシエルの演技に説得力が少なかったのと(そう言っていいくらいのシエルのトラウマを刺激しているハズの場面)、サーカス団の演技がかなり上手くて、そしてサーカスを演じていた一場が多幸感にあふれていたこともあって、サーカス団が殺されたことがただただショックに思えてしまいました。
役者さんたちの演技のさじ加減とか、演出の違いで、こうも使用人たちが悪役っぽくみえるのか...
辛かったなぁ...




ミュージカル、あんまり観るの得意じゃないんだよなぁ、と思っていたけど、2時間くらい観てると慣れてきました。
私は元々日本語が好きで、人が脚本の言葉を発しているのが好きで、読む時間、テンポ感で進んでいくのが好きなので
盛り上がってきたところで「歌」に変わると突然時間軸がゆったりになる気がして、どうしても肩透かしを食らった気分になってしまう。
でも、不慣れなだけなのかもなぁ。
ミュージカルはミュージカルとして、ジャンルとして好きなのですが、原作をミュージカルとしては読んでなかったので、そこは自分の中で折り合いつけるのにちょっと時間がかかってしまいました。
あとキャナル音響キンキンするし。笑

音楽がある意味、ダンスがある意味、は観てわかったんですが、歌である意味がよくわからないところは未だにあるなぁ。
どのミュージカル観てもそうだけど。
歌が歌として成立しているものが中に入ってるのはいいんだけど、台詞にメロディを付けて突然割り込んでくるのはわからん。

でも、このサーカス編、黒執事の中では唯一、執事セバスチャンがビーストっていうねーちゃんを誘惑して体で落とし、情事の間に情報を引き出す、という良い子には見せられないシーンがあって笑
どー表現するんだろうなぁと思ってたら、歌ってくれたから安心したwwよかったww
(暗闇の中の喘ぎ声ちょっと残ってたのは許す!)



クオリティが高く、いい舞台でした。
パイプ椅子まで出てて盛況!テニミュも福岡来るけど、ちょっと行けないかもなぁ。


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