2017-10

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一人芝居フェス「INDEPENDENT」感想~その2~


間をあけてしまいました。
大阪で制作の先輩方とお話して、肩の力抜けつつやる気いっぱいの日々です。

感想続き!


①そのころ

私、不思議少年の脚本のファンなんです。
背伸びしない言葉のチョイスも、等身大なのになんか切ない大人の生き様が。
森岡さん始め役者さん達も好きなんです〜なので今回も期待大!でした。

葉山さんの演技を観たことはなかったのですが、始まり方から自然体な感じで始まって
演出の色があんまり見えなかったから、葉山さん人柄とか雰囲気に寄り添った形なんでしょうか。
前回も書いたんですけど、ありきたりな日常の羅列って、なんか切なくなったり愛おしくなるから本当に好き。

ままごとさんの作品を卒業研究で取り上げたんですが、「ハイパーリンクん」って作品があるんです。
これは宇宙が題材なんですけど、モチーフになった映像がCharles Ormond Eames, Jrの「Powers of Ten」。
これを演劇的に演出したらどうなるのかなーって作品なんですけど、それを思い出しながら観てました。
こういうのがしたかったのかな?
ままごとさんは縦に縦にカメラを引いていきましたけど、「そのころ」は横に横に広げていった感じ。

就活あたりから、妙に街往く人とかお店で働いてる人を見ては「この人はこの仕事をなんで選んだんだろう」って考えたり
車の窓から見た住宅街をみて「知るのは唯一無二な芸能人ばかりだけど、これだけの人が同時に生きてるんだよなあ」って考えることがどーーも増えてしまって(ポエミーじゃないよ!)

でも、こういう作品は生きている全ての人を想像してはほんわかするから好きです。

ただ最後に盛り上がりが欲しかったな〜〜!
脚本としては素敵なんだと思うけど、体一つで表現するには何か演出の方針がないと難しいんじゃないかなぁ。
朗読劇ではなかったけど、せっかく演劇なのだからと思ってしまいました。

ちなみに、作中で使われた「LAY YOUR HANDS ON ME」はBOOM BOOM SATELLITESというバンドのボーカル川島さん最後のシングルです。
川島さん、現在は脳腫瘍のため車椅子生活を余儀なくされておられて、でも最後まで音楽活動を続けたいとの意向で作られた曲。
これからは余生をゆっくり過ごすそうです。

......曲が好きだったから、もっと劇で盛り上がったところで聞いて泣きたかったところだったな〜〜!



②次の場所までさようなら

大人気の次の場所。
これは演劇でしか出来ない、演劇という抽象性がないとできない悪ふざけ...!
バレリーナの動きが、最後は相撲に見えたのは鳥肌がたちました。
「うっちゃり」って言葉の語感がおもしろくって可愛くって違和感で、なんでこんな題材にしたのか、ちらっと聞いたけどまだ理解できない(笑)

そういや、書いたかもしれないですけどテニスの王子様をミュージカル化したいってなったとき、振付師さんがテニスの試合を見て「踊ってるみたいに見えたから」という理由で依頼を受けたそうです。
「3月のライオン」という漫画は、作者の羽海野チカさんが「棋士と漫画家は似てる」と思ったから将棋の話を書き始めたとか。

.....なんかのアンテナに引っかかったんでしょうか。笑

何よりもフル活用された照明演出がずるい!
「全部使おう」が演出の指示だったらしいんですけど、いらんやろって光で笑いをとる、しかもそれが上手い!
いちいち綺麗な照明で、照明だけで何回笑ったか..
衣装もバレリーナの衣装だから、無駄に照明に映えるんですよね笑

笑いのネタも、八百長事件を取り上げるってブラック感も、一貫性があってよかったなぁ。

この作品を選ばなかった理由としては、ざっくり言って「内容がない気がする」だったんで
その印象はあんまり変わらなかったんですけど
この作品を選びたかった理由としては、「演劇でしかできない、生で観ないと分からない」だったんで
間違いなくて嬉しかったです。

役者さんの迫力と魅力とテンポ感で押し切られた形でした。
素敵だった〜〜




③仏の顔も10度目にもう一度

DANCE BURRNと合わせて、打ち上げで物議を醸しだした作品です。笑

なんだろう、全部のキャラが120%の濃さで迫ってきて、「濃いww濃いってww」って感じながら見てたんですけど
同時に「役者のmaechangさん、この人すっごい真面目な人なんだろうなー...」って思いながら観劇しました。
真摯さ、真面目さ、素直さみたいな、話のキャラクターとは真逆の感想を抱いて、ちょっとおもしろかったです。
最後の椅子に対する敬意も、すごくスマートで嫌味がなくてほっこりでした。

この作品、感想がいろいろあって面白いんですよね。
最前列で泣いてた方や、どのキャラに肩入れするかが全然違ってて。
感想聞くのが一番おもしろい作品かもしれないです。

私はもうヤスコに腹が立って仕方なかったんですけど、号泣してる人とか可哀想と思う人がいて
またこれは恋愛観の違いが出てしまったのかとw
多分私、頭悪い男は好きやけど、頭悪い女きらいやねん(#・∀・)
まぁ...確かに最後まで待ってたところはいじらしいかもしれんけど...も...

私は勢いと熱量に圧倒されてただただ感心してたのですが、
この作品で号泣している人のどのスイッチを押したのだろう...
いろんな人のいろんなスイッチが押されてるんだけど、如何せん私にはないスイッチだから想定することしかできないや。

これは私の集中力の問題なんですけど、ふっと時間をゆったり過ごしたくなった瞬間にぷつっと切れてしまったのが残念。
3本目、最後の演目としてはエネルギーの塊みたいでした。

あ、打ち上げで少しお話させていただいたのですが、maechangさんはとても礼儀正しく素敵な男性でした。
まえちゃんと呼ばれていたのが可愛かったです。笑

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