2017-10

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プロジェクションマッピング×演劇??


【観劇】ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」
http://citronrabbit.blog.fc2.com/blog-entry-148.html
私が演劇を好きな理由の一説
http://citronrabbit.blog.fc2.com/blog-entry-149.html


ここらへんで書いたことにも繋がるのですが、プロジェクションマッピング×演劇『IRIS』をしていたときからの私の疑問
「果たして演劇と映像は融合できるのか?」
についての今のところの見解です。
上手く説明できるかなぁ...



まず、「演劇と映像の融合」とはどういったものをさしているかといいますと、

早乙女太一☓チームラボ [吉例]新春特別公演「龍と牡丹」-剣舞/影絵-
https://www.youtube.com/watch?v=ZmlkmVoPuQA

私の中で、これ融合出来てないんですよ。いや大好きなんで例ですよ例。
パフオーマンスだと思うのです。演劇なのか?と、何が演劇かって言い出すとあれなんですけど(笑)
これは映像主体で時間が進んでしまっているので、俳優が自分の時間を生きている感じがしないんですよね。
『IRIS』での逃走シーンとかでこういうのチラッとやったし、アンケートからも役者と映像がピッタリと合った演出が求められていたことが伺えました。
『IRIS』では確かにそれがやりたかったので、あくまで私の中での融合ではない、って話です。



なので、とりあえず演劇として物語を役者が進めていく中で、映像が音照と同じように一要素として使われる場合のことが目標です。
で、これでいこうとすると、映像を一要素として使おうとすると、映像が強すぎると思ってたんです。
アンケートで、どんだけ役者が頑張ってても「映像がかっこよかったです!」と書かれるのが大橋演劇部あるある。
いや役者が力不足なのもあるけど、だいたいこーなるんですよ。FEとか役者がキャラ濃すぎる以外(笑)


映像が出来ることが多すぎるんですよね。そもそも映画とか映像だけで成り立ってるんで。

絵が出せる→美術いらない
人が出せる→役者いらない
光が出せる→照明いらない
音に合わせる演出が出来る→音効さんいらない



そもそも、「演劇」に映像を一要素として組み入れようとしている時点で、『IRIS』とはちょっと違うのかもしれない...
あくまでも演劇として成立させることが前提の話です。


んで、そんなときにハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」を観て思ったこと。
演劇として古典的な手法をしっかりと守りつつ、映像は映像にしか出来ない演出を使っているのがとても衝撃的でした。

先ほどの話で行くと、

動いて話す→役者
光を出す→照明
音を出す→音効
舞台美術を作る→舞台

これは映像以外で出来るので、ここは映像が踏み入れてはいけない領域としてとりあえず保護すればいいんだと思ったんです。
「領土侵犯禁止!」
これです、これ。


逆に、現在考えられている演劇の要素の中で、映像しか出来ないことをあげていくと

①絵を動かせる
②光を動かせる
③文字が出せる
④映像ならではの手法

...ん?これくらい?まぁこれに無限の可能性があるんですけど...


①絵を動かせる
例えば海のシーンで海の絵を出す必要があるのか、これは演出の範疇ですし、
出したほうがいいってなったら、多分映像使わなくても出せると思うんですよね...
動く必要があるとき、ハイキューならライバル校のシルエットを一瞬登場させたときとかね!
あとキレイでは舞台に投影していた映像が崩壊するシーンがありました。

②光を動かせる
①に近いですけど、旭さんが体育館のドアを開ける瞬間、体育館内の光がぐぐぐっと出てくるとき。
これは映像にしか出来ないかなと思いました。
ハイキューは夕日とかは照明で表現していて、個人的にとても嬉しかったです(笑)

③文字が出せる
これ!これ映像の特色ですよね。
まぁ紙に書いて誰かが持ってきてもいいんですけど、印刷物では出せない動きとフォント、色がある。
ハイキューでスターティングオーダーの一覧、原作でもそのページが有るんですけど
「Starting Order!」って大きくでて、分割されたメンバーのポジションが書かれた映像はおおってなりました。
カーテンコールで役者名を投影して、その横に実際に役者が立つ、これいつかやりたいんですよねー...
あなぴさんでもやってましたね。

④映像ならではの手法
この発想なかったんですけど、ハイキューでは後ろの壁一面がスクリーンだったんですね。
で、試合を観戦している人がハンディカメラを持っていて、自分の顔をアップで撮ったんですよ。
これをスクリーンにリアルタイムで投影してたんです。(全面じゃなくて一角でしたけど)
「映像使えば、舞台上でドアップが見れる!」ってのは新しい発想でした。
しかもそこリアルにするんだ、自撮りなんだ、っていう泥臭さがいいバランス!

確かに、ヨーロッパ企画の『遊星ブンボーグ』でもしてましたもんね。
ミラコミラコもやろうかって言ってたんですけど、これは有り。




要は、お互いの出来ることを尊重しつつ、お互いの出来ないことを補完すれば、両立出来るのでは?
というのが私の見解です。
もちろんこのバランス感覚というか、どこに主軸を置くかで全然変わってくると思いますし、
演劇の特性を熟知していないといけないことなので、そんな、すぐに出来ないんですけど。笑
演出サイドが映像か演劇のどちらかに寄ってるのかにも変わってくると思うのですが(演劇サイドの話ばかりなんで未知数ですが)。
すべての要素を100%伸ばす、IRISでやりたかったけど、やっぱり甘かったなぁ、とは思いますね。
PanXはまた動き出しているので、今年も楽しみ!
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